真弓の季節
この秋我が社のホームページで最もヒット数が多かったページはどこか解析をやってみると「マユミ」の商品紹介ページでした。マユミは「真弓」という漢字で(真由美とか麻由美ではありません)この字のとおり昔、弓の材料にもなったということです。あまり説明書きも多くなく写真だけのページのだったのでアクセス数が上がるとは思っていなかったのですが・・
やはりそれには理由がありました。
この秋我が社のホームページで最もヒット数が多かったページはどこか解析をやってみると「マユミ」の商品紹介ページでした。マユミは「真弓」という漢字で(真由美とか麻由美ではありません)この字のとおり昔、弓の材料にもなったということです。あまり説明書きも多くなく写真だけのページのだったのでアクセス数が上がるとは思っていなかったのですが・・
やはりそれには理由がありました。
今回は高野槇の紹介です。

高野槇は真言密教の聖地「高野山」に多くあることからその名がきています。高野槇は真言宗の供花として多く使われています。その理由・経緯についてはさまざまな説がありますが一番有力ではないかと言われるのは
弘法大師(空海)が真言宗の花を
高野槇にある植物で一番長持ちするものを探したところ高野槇が一番だった。
と言うものです。その結果どおり、高野槇は夏にも強い花持ちの良い仏花として今では真言宗だけでなく他の宗派にも広く使われています。又、花の用途だけでなく、その硬くて保存性・耐湿性の高い特性から出節の磨丸太や浴槽・桶に使われています。森林の香り高い木でその芳香も魅力あります。
高野槇は、古墳時代には木棺材として、朝鮮半島南西部の古代国家百済(345~660年頃)では武寧王陵の木棺としても使われたということです。又、木曾五木のひとつで、江戸時代には勝手に木を伐ると首を切られたという話もあります。
高野槇に関する名所も多く、二荒山(ふたらさん)神社内弘法大師お手植の高野槇や六道珍皇寺の六道まいりは有名です。
高野槇を扱うものとして、今では関西地方中心の需要ですがもっと全国の方に高野槇の魅力を伝えたいですね。
深山南天は5月中旬から6月下旬にかけての花材です(一部では9月まで使用する)。山間部に自生する丸みを帯びた葉が特徴のバラ科の植物です。別名を深山七竈(みやまななかまど)とも呼ばれています。ななかまどは7回かまどにくべても燃えないと言う名前の由来と聞いたことがありますが深山七竈はどうでしょうか?燃やしたjことがないのでわかりませんが・・。
の二つを組み合わせて
深い山奥にある南天のような植物
ということで名前がついたのでしょうか?実付きは姫南天て感じもします。
この深山南天、最近めっきり見なくなっています。乱獲と言う人もいますが(もともと下刈りでは刈られる方なのであまり関係ないと思います)、量が減る一番の原因は獣害でしょう。実は鹿の大好物なんですよね。だから、市場の入荷量も年々減ってきているはずです。栽培と言っても10年以上の年数がかかることが予想され、俗に言う「割に合わない」花なので栽培者もあまりいません。でも、数年後には「超貴重品」になっているかもしれないので、案外、割に合うかも・・。責任は持ちませんが。
伊予水木という花をご存知ですか?「姫水木」「日向水木」とも呼ばれます。むしろ全国的には「日向水木」の方がメジャーかもしれないそんな感じも受けています。
そもそもこの水木は日向地方(宮崎県)には自生していないとされています。伊予地方はちょっと分かりません。それなのに何故このような名前が付いているか不思議なのですがネットで調べたところ諸説あるようです。
- 土佐水木にくらべ優しい形の花「姫水木」→訛って「日向水木」
- 明智日向守光秀が治めていた丹後地方に多く自生するから
と言った具合です。
ネット上には伊予水木の花の写真は多くあるのですが、葉の写真は少ないので紹介します。
晩春から梅雨にかけての時期に枝物は新芽物に需要が移りますが、夏ハゼやヤシオ・深山南天のほかに忘れてはならない花木の一つが伊予水木です。緑の葉に周りが赤と新芽特有の特徴を持ち、葉自体も独特の紋を持つ、これから暑くなる初夏を迎え体感的に暑く感じる時期に、非常に涼しげで繊細な雰囲気をかもし出します。
こんな感じの紹介になりますが花がデリケートだけに出荷にも気を使います。特に「水揚げ」には注意をはらいますね。
「 灯台躑躅」や「満天星」って何と読むでしょうか。これ、ドウダンツツジと読みます。
ドウダンツツジの見ごろは春と秋で、春にはスズランのような清楚な白い花を大量に付け、秋には真っ赤な紅葉が魅力的な花木です。
ドウダンツツジの名前、少し変わっていると思いませんか?特に「ドウダン」・・・なんでしょう?ドウダンって。
花の歳時記というサイトに分かりやすく説明がされているので簡単に要約すると
灯台躑躅
花の形が灯台に似ていることから命名されている。この場合の灯台は海の灯台でなく、宮中で使用されていた結び灯台の脚に形に例えられた。満天星
満開の姿を満天の星に、あるいは、この花を下から見上げた様子に例えた
ということです。「ドウダン」と言う呼び名も、灯台「とうだい」が時代とともに「どうだん」と変化したと言う説が有力のようです。
切花としてだけでなく、植木としても人気があるようです。ツツジの仲間は全般的に切り込みに強いようですが、ドウダンツツジも同じです。
ちょっと古い話になりますが、昨年一青窈さんの「ハナミズキ」という歌がヒットしましたね。紅白でも歌ったのでしたかね。僕K-1見てたので良く知らないですが。この歌にかこつけて直売所で「土佐水木」を売ってやろうと考えたことがあったのですが、確か歌詞の中に{赤紅色}というのがあったと思ったのです。でも「土佐水木」は黄色い花だし、これは俗に言う「アメリカハナミズキ」のことかな。と思ってやめたのです。そう、その昔アメリカに有効の印に桜を持って行き、そのお返しに持って帰ったその花です。今日ふと思い出してちょっと調べてみたら分かりました。やっぱりそうでした。おそら歌のハナミズキはミズキ科、伊予水木・土佐水木はマンサク科の植物で系統がぜんぜん違うのです。関西地方の花木屋では普通「ミズキ」といえば土佐水木や伊予水木のことですが、もしかしたら一般消費者の方はミズキといえばアメリカハナミズキと思うのでしょうか?多分そうでしょうね。あの時、直売所で売るのを思いとどまってよかったです。間違った説明書までつけるところでした。でもマンサク科ということは薬品処理で促成できるということでしょうね。枝物―60種の導入から出荷まで新特産シリーズにも書いてありますし・・。今度試してみようかな。
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