輸入花の攻勢
もう11月も後半に差し掛かりそろそろ正月物の商談が始まっています。今日も花桃の畑の草刈をしていると近くの南天畑を偵察に来ている同業者っぽい車を見かけました。昨年ここの南天は悪かったのですが今年は良いようです。日がたつのは早いですね。
話は変わりましてタイトルの話題を一つ。輸入花といっても中国品ですが最近の輸入花の勢いって徐々に強くなってきてますね。僕が花木屋を始めたころは安かろう悪かろうって感じでしたが特に下草や榊・輪菊については品質が上がっています。日本の超特級品に比べればまだまだ落ちますが中級以下品と比べると見劣りしないですね。技術が上がっているのでしょう。私の関係する品物でも今年は正月向けの梅コクセンが一部中国より試験的に輸入されるようです。梅枝ではなくて松竹梅などによく使われるもの。通称でハシと呼ばれるものです。
数年前から覚悟はしていました。いずれ中国から入ってくる可能性があるので覚悟しておいてねと、ハシを仕入れる農家には数年前から話をしておいたのですが。確かに中国では梅を生産しておりその規模もかなり巨大だと聞いています。ハシは選別もしやすいし数かまとまるし水揚げも問題ない。一時に大量に輸入するには都合が良い花材です。ここ2~3年は選別で日本産が優位に立つかもしれませんがそれも逆転されるのは時間の問題でしょう。品質さえ上がれば相場が半値になる可能性は十分あると思います。ただ今年は輸入される量が少量と聞いているので相場に与える影響はほとんどないのではと考えてます。まあ、梅枝の方は梅関係の花材の総量が増加するのであれば若干下げ基調でしょうが大勢にはほとんど影響ないでしょう。
どちらにしても今までと同じことをしていたのなら私たちは負けてしまうのでこちらもそれなりに準備しておく必要があると思います。「枝物は輸入しても採算が取れないので輸入はないだろう」と言われる意見もありますが手遅れになってからでは遅いですね。少し手を打っていこうと思っています。
いつか逆に中国に花木を輸出して高値で売り抜けるようなことができたら面白いだろうなと思うのですが。無理だろうな。



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