今の時期は一般的に花の売れない時期ですね。露地物がどんどん咲いてくるし、やはり花持ちが悪いような気がするし。それでもですね、値段が安ければ結構売れるみたいです。直売所に来ているバラの生産者が5~6本入ったセットを見切り価格350円で出していました。丈の短い市場には出荷できない物でしたがバケツ一杯合ったのが最後1把しか売れ残っていませんでした。日持ちの面からすると今の時期少し厳しいのでしょうが価格と鮮度は魅力なんでしょうね。
以前に市場関係者から「花生産消費先進国オランダではみんなが気楽に花が買える。その代わり値段は日本の何分の一と非常に安い」と言う話を聞いたことがあります。価格的に安くできる丈の短い一般的にカジュアルフラワーと言われる物が浸透しているのでしょう。僕たちのところにも品種によっては市場からは70cmぐらいの長さでエンドユーザー1コイン以内の花を納入して欲しいと言うような話が時折きます。今のところ稽古向けでそれ以上の単価を上げられるため無理にその市場に参入していないのですが、あまり無視していると榊・下草のように中国産を手当てすることもあるかもしれません。中国産が参入してきた物はそのあらゆる等級の価格が半値ぐらいになってしまい日本産はめっきり量が減ってしまいました。
カジュアルフラワーを安定供給するには栽培規模と荷作りの規模を拡大させる必要があります。ここ数年のうちに大きな一歩を踏み出す必要があるかもしれませんね。

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